【カンヌ国際映画祭】金城武が会見に登場、新作「武侠」の役作りを語る

(左から)ピーター・チャン監督、金城武、タン・ウェイ

※「武侠」は『捜査官X』の邦題で2012年4月21日より全国公開
南仏カンヌにて開催中の第64回カンヌ国際映画祭で5月14日午後(現地時間)、特別招待作品として上映された香港のピーター・チャン監督最新作『武侠』(原題)の記者会見が行われた。登壇したのはチャン監督はじめ、主演のドニー・イェン、金城武ほか、『ラスト、コーション』で一躍有名になったタン・ウェイなど中華圏の映画界を背負って立つスターたち。それぞれが自身の役作り等について記者からの質問に答えた。

近年は中国・香港映画を中心とした活躍が目立つ金城だが、とりわけチャン監督とのタッグは『ウィンター・ソング』(05年)、『ウォーロード/男たちの誓い』(08年)に続いて3度目。会見では、「チャン監督の作品で重要な役割を演じられて嬉しい。監督はいつも私にクリエイトする空間を与えてくれる」と口にし、相性の良さを滲ませた。

記者からのサインの求めに応じる

また、本作では役作りとして、雲南訛りのある四川方言を披露している金城。「撮影を始めるにあたって、最初どうしていいか分からなかった。それで方言を使うことを思いついたのだが、これが役作りに役立った」と率直に述べた。さらに中国メディアからの「なぜ雲南訛りの四川方言だったのか?」という問いかけに、「撮影場所が雲南で、そこに行く途中、四川で飛行機を乗り継いだから」と飄々と語り、中国人記者らの爆笑を誘っていた。

『武侠』の舞台は清朝末期。過去から逃れて山村で静かに暮らす元暗殺者(ドニー・イェン)が主人公で、ある事件をきっかけにやって来た警官(金城武)の出現によって、彼の隠された過去が明らかにされていく物語。ドニーのアクションもたっぷり堪能できる。今年8月に中国で公開予定。今年のカンヌに唯一出品された中国語映画だ。

Text&Photo:新田理恵


『武侠』(原題、英題:WU XIA)
【監督】ピーター・チャン
【出演】ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイ、ジミー・ウォングほか

2011年/1時間56分/香港・中国

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