【TIFF】マリー・アントワネットに別れをつげて:舞台挨拶

主演女優レア・セドゥがショートヘアで登場!

10月22日(月)、六本木ヒルズにて開催中の東京国際映画祭で『マリー・アントワネットに別れをつげて』(特別招待作品)が上映され、舞台挨拶にフランスから来日したブノワ・ジャコー監督と主演女優のレア・セドゥが登場した。新作映画の役作りのためロングヘアをバッサリ切ったショートヘアのレアが登場すると、客席からは驚きの声があがった。
その美貌で「美しい人」(08)のヒロインを演じ、セザール賞の<有望若手女優賞>にノミネートされるなど国内外で注目を集めた後は、ハリウッド映画にも出演し、活動の場を広げている。最近では「ミッドナイト・イン・パリ」(11)や「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(11)に出演したことで、日本にも多くのファンを持つ人気女優だ。3度目の来日となった今回は、「大好きな東京の街を、(まるで)迷子になったような感じでブラブラしてみたい(笑)」と、笑顔で語った。

レアが演じるのはマリー・アントワネットの朗読係で、本作は今までになかったミステリアスな視点からベルサイユの裏側に迫った作品。実際にベルサイユ宮殿でのロケを敢行したというが、「私たちだけで宮殿を占領し、普通なら許されないような場所にも入ることができた」と、貴重な撮影体験を楽しんだ様子。また、豪華絢爛な衣装をまとった女優陣の競演も見どころのひとつになっているが、それについては「このようなコスチューム劇をやってみたかった」とコメント。最後は「王制の崩壊という、フランス人にとって重要なターニングポイントを演じることができて面白かった」と、出演への感想を述べて挨拶を締めくくった。

ちなみにレアのブロンドと美肌を引き立たせていたシックな衣装のブランドは、トップ= La resolute、スカート= Bazil Soda、サンダル= Christian Lounoutin のもの。

後日、レアとジャコー監督の単独インタビューを本サイト「映画と。」に掲載いたします。どうぞお楽しみに!

12月15日(土)より、TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ 全国順次ロードショー!

【STORY】フランス革命、勃発。マリー=アントワネットに心酔する朗読係のシドニーは、ある命を受けるー<王妃が寵愛する女性の身代わりになれ>と。ベルサイユと少女の運命の3日間が始まるー。
原題:Farewell,My Queen
監督:ブノワ・ジャコー
出演:レア・セドゥ、ダイアン・クルーガー、ヴィルジニー・ルドワイヤン
製作:2011年/フランス=スペイン/100分
配給:ギャガ
公式サイト:http://myqueen.gaga.ne.jp/

【第25回東京国際映画祭】
開催期間:10月20日(土)~10月28日(日)9日間
会場:六本木ヒルズ(港区)ほか
公式HP:http://www.tiff-jp.net

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