【LBFF_2011】第8回ラテンビート映画祭がスタート~“キューバ流ナンパの流儀”を3日で体得?! 津川雅彦、撮影秘話を語る
東京・新宿バルト9で9月15日、第8回ラテンビート映画祭が幕を開けた。オープニングには日本=キューバ合作映画『キューバの恋人』(69年)が上映され、主演俳優の津川雅彦さんが舞台挨拶と終映後のティーチインに登場。40年以上前の撮影当時の様子を「打ち鳴らされる太鼓の音、まさにラテンビートとともに、キューバ人の陽気さ・熱さを感じた」などと振り返った津川さん。貴重なキューバ体験を語った。
キューバ革命10周年を記念して製作された『キューバの恋人』は、日本とキューバ唯一の合作映画だ。1968年、ハバナに降り立った船員アキラ(津川雅彦)は、街で見かけた女性に心を奪われ、彼女を追ってキューバを旅する。アキラと美貌のキューバ女性との関係とともに、革命に身を投じた人々の苦難の歴史も映し出される。
劇中のアキラは、美しい女性を積極的に追いかける100%肉食系男性。演じた津川さんも、若き日の水も滴る美男子ぶりに加え、スペイン語力も備わったとなれば、さぞキューバの女性からもモテたのではないだろうか。「いいなと思う女性がいたら、とにかくずーっと見つめる。相手も意識してこちらに目をやったら、ニコッと微笑み返す(笑)。そうると、いつか必ず声をかけてくれます」と“キューバ流ナンパの流儀”を披露してくれた津川さん。そうはいっても、普通の日本人がやるには相当勇気のいりそうな方法だが、「現地で教わって、3日で覚えた」というから、さすがである。
今年もラテンビート映画祭は、10月10日までの期間に、東京・京都・横浜と3都市をまわる。厳しい残暑もあと少し。力強いラテンのリズムを感じる作品たちとともに、しっかり最後まで燃え尽きたい。
映画祭の詳細は、オフィシャルサイト&ブログでチェック。
オフィシャルサイト http://www.hispanicbeatfilmfestival.com/
オフィシャルブログ http://lbff.blog129.fc2.com/
▼作品情報▼
『キューバの恋人』
【監督】黒木和雄
【出演】津川雅彦、ジュリー・プラセンシア、フィデル・カストロ
1969年/日本・キューバ/95分
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