2010年9月のベストシネマ (鈴木こより)

いつも「映画と。」をご覧いただき、誠にありがとうございます!
早いもので、オープンしてから一カ月ちょっとが経ちました。
この間に、「ラテンビート映画祭」が開催されたほか、東京国際映画祭(10月下旬)や東京フィルメックス(11月下旬)の記者発表などもあり、秋の映画祭イベントで盛りだくさんの一カ月となりました。

「ラテンビート映画祭」は今年初めての参加だったのですが、ラインアップの素晴らしいこと! フランシス・フォード・コッポラなどの巨匠の新作から、ラテン文化の歴史や芸術を伝えるドキュメンタリーまで魅力的な作品ばかり。プロデューサーのアルベルトさんのファッションチェック(!)も含めて、来年も楽しみな映画祭の一つとなりました。

さて、そんな9月のベストシネマ(鈴木こより編)ですが…

■「フラメンコ×フラメンコ」

ラテンビート映画祭で2回観ました。もともとフラメンコファンなのですが、今までに見た、どのパフォーマンスよりも完成度が高く美しかったです☆ サッカーもそうですが、スペイン人のDNAに刻まれた華麗な足芸に深く感動。作品レビューはコチラから。

■「トイレット」
荻上直子監督の新作。全体的に余白が多い印象はあったものの、「トイレとは、他者を理解し、己を見つめ直す場所」というメッセージは興味深かったです。もたいまさこが、その秘技<メガネの奥で語る>で、フィンランド人(「かもめ食堂」)に続き、今回はカナダ人との異文化コミュニケーションに成功してるのがスゴすぎです(笑)。本作に関するコラムはコチラから。

そして映画ではないのですが、海外ドラマの「GALACTICA/ギャラクティカ」(公式サイト)も挙げたいと思います。メンバーのいのさんからDVDを渡されたのですが、「STAR WARS」ファンの私としては、複雑というか半信半疑のところも正直ありました。ところが、見るとたしかに面白い! 見る者を掴んで離さない引力がありますね。オススメです。

以上、9月はこのような感じになりましたが、このコーナー(できるだけ)毎月続けたいと思っています。というわけで、また来月! チャオ!(ラテン映画祭のノリで)

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