第7回ラテンビート映画祭のオープニングをレポート!

大雨の昨日(9月16日)、新宿のバルト9にて、第7回ラテンビート映画祭が開幕しました。
先日のモントリオール世界映画祭で観客賞を受賞した『Paper Birds』をオープニング作品に迎え、選りすぐりの新作18作品が一挙上映されます。
昨日は、『Paper Birds』と『レボリューション』の上映の間にオープニング・イベントが催され、映画祭プロデューサーのアルベルト・カレロ・ルゴさんをはじめ、スペイン人女優のカルメン・マチさん、エミリオ・アラゴン監督らが登壇し、映画祭初日を盛り上げました。

まず最初に、蝶ネクタイがお似合いのアルベルト・カレロ・ルゴさんが、「大雨の降る木曜日の午後に、多くの方が劇場に来てくれて、アリガトゴザイマス!」と日本語でご挨拶。
「メキシコ革命」をテーマにした革命100周年記念作品『レボリューション』からは、来日がキャンセル(残念!)となったディエゴ・ルナ監督らに代わり、プロデューサーのヘミニアノ・ピネーダ・モレノさんがご挨拶(同氏は上映作品「アベルの小さな世界」のプロデューサーでもあります)。
カメラを客席に向け、映画祭独特の雰囲気を楽しみながら、「この場にいられることに感動しています!今年メキシコは独立から200周年になり11月20日に独立記念日を迎えますが、その記念として私たちはこの映画を作ることにしました。10人の監督が10分ずつ撮ったオムニバスです。一つだけルールを決めたのですが、それは革命での闘いのシーンは使わないということでした」と制作のいきさつなどを語った。
10人の監督が独自の視点で革命を見つめ直した本作のレビューは、後日当サイトで掲載予定です。
なお、カルメン・マチさんとエミリオ・アラゴン監督は、『Paper Birds』の舞台挨拶にてコメントされてますのでそちらのレポートで、作品レビューも別途掲載予定ですのでお楽しみに!
世界のトップクラスの国際映画祭で話題になった作品が、いち早く日本で上映されるこの機会をお見逃しなく!!!
☆ラテンビート映画祭情報
【東京】新宿バルト9:9月16日~9月23日
【京都】駅ビルシネマ:9月20日~10月3日
【横浜】横浜ブルク13:10月8日~10月11日
※スケジュールの詳細はこちらから
公式サイト:http://www.hispanicbeatfilmfestival.com
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文:鈴木こより

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