エクスペンダブルズ：Ｓ・スタローン、Ｄ・ラングレン来日！ ： 映画と。

9月26日（日）、東京に二人の戦士が降臨。
オールスターキャストのアクション映画「エクスペンダブルズ」のプロモーションのため、主演、監督、脚本のシルベスター・スタローンと、共演者のドルフ・ラングレンが来日。ファンを招いての公開記者会見を行った。

黒塗りのリムジンで二大スターが会場に到着すると、待ちわびたファンから大きな歓声が。劇中のイメージとは違い、びしっとスーツで決めたスタローンと、ノーネクタイでラフなスタイルのラングレンは、レッドカーペット上で一人ひとりサインに応じる。2人の共演作「ロッキー4/炎の友情」の役名に倣って、ファンからは「ロッキー！」「ドラコ！」の掛け声も飛んだ。

会見は、肉弾系アクション映画にふさわしく、炎をイメージする照明が並び、銃を構えた10人の男たちが居並ぶ屋内ステージで行われた。勇ましい音楽に乗せてシルベスター・スタローンとドルフ・ラングレンが登場。簡単なあいさつの後、今回の映画で数多くのスターが集まってくれたことについてスタローンは、「多くの仲間とともに仕事ができたことがとても嬉しい。また、後輩たちにはアクション映画の楽しさを伝えたかった。」と作品に込めた思いを明かした。

ドルフ・ラングレンは、スタローンとは「ロッキー4/炎の友情」以来25年ぶりの共演。監督スタローンの印象を聞かれると、「厳しい監督ですが、彼のおかげで久しぶりにこのような大作に出演できたことを感謝しています。」これに対して、スタローンは「俳優はミスをするとフィルムに永久に残ってしまうので、ベストを尽くせと常に言っているのです。」と、監督としての姿勢を語ってくれた。

また、ツイッターでしばしば呟いているスタローン。今回の来日についても自らツイッターで公表していたが、ファンから自分でやっているのですか？と尋ねられ、「もちろん。色々なアイデアがほしいと思う時に呟いている。便利なツールでとても楽しいよ。」と答えていた。そして最後には、次回作に関するサプライズ発言も。「シナリオが完成すれば、来年3月にクランクインの予定。ブルース・ウィリスは出演するよ。」と構想を明かした。

スタローン、ラングレンのほか、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーなど、スター総出演の本格アクション映画「エクスペンダブルズ」は、10月16日（土）、全国超拡大ロードショー。

公式サイト http://www.expendables.jp/

文 いの

Photo  藤澤貞彦