小林聡美・加瀬亮・原田知世ら出演、映画「東京オアシス」製作&公開決定
『かもめ食堂』『めがね』『プール』『マザーウォーター』に続く、映画『東京オアシス』の製作&公開が決定した。本作は、2人の監督と3人の脚本によって織りなされるアンソロジー。舞台は東京で、小林聡美が生粋の女優トウコを演じる。撮影現場からのエスケープという唐突なカタチで始まる散歩のような旅。東京の街を歩き、加瀬亮、黒木華、原田知世らが演じる様々な人と出会いながら、トウコの“オアシス”を探す旅は続いていく。
<キャストからのコメント>
小林聡美 「知らない人同士でいようと思えばいれるけど、ちょっと声をかけただけであったかくなれる街。今回はそんな東京の街が舞台で、いままでとはちょっと違った雰囲気で面白くなりそうです」。
加瀬亮 「今回は自分の中で“オアシス”を探しながら演じることになるのかなと思います」。
黒木華 「すごく素敵なところだろうなと思って見ていた場所に、今回自分が参加できてとてもうれしいです」。
原田知世 「この作品と出会って自分の中で確実に何かが変わってきていると思います。すごく楽しみです」。
▼『東京オアシス』ストーリー
深夜の国道。撮影現場から喪服の衣装のまま逃げ出して来た女優トウコ(小林聡美)は、コンビニで出会った見ず知らずの男・ナガノ(加瀬亮)に「車に乗せてください」と頼む。
小さな映画館。トウコに声をかけて来た映画館で働く女性は、昔、シナリオライターとして一緒に仕事をしたことがあるキクチ(原田知世)だった。
ひと気のない動物園。美術大学に5度落ち、動物園のアルバイトの面接も落ちそうで、ツチブタの柵の中をのぞいているヤスコ(黒木華)に思わず声をかけるトウコ。
東京の街に暮す、幾千万人の人たち。それぞれの中にそれぞれの思いがあり、人生がある。ほんの一瞬交わした会話は、心の奥深くにあるオアシスに気づかせてくれるきっかけになるかもしれない。オアシスを探すトウコの旅は続いていく。だが、自分のなかにある未知なるものに気づいたトウコの目に映る東京の街は、違う色をしていた。
10月22日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開!
監督:松本佳奈『マザーウォーター』、中村佳代
脚本:白木朋子『マザーウォーター』、松本佳奈、中村佳代
キャスト:小林聡美、加瀬亮、黒木華、原田知世
配給・宣伝:スールキートス
(C)2011オアシス計画
2011年10月25日
東京オアシス/袖振り合うも他生の縁、ということで…
東京オアシス監督:松本佳奈、中村佳代/2011年/日本 小林聡美主演映画を初めて見てみましたよ。 「かもめ食堂」「めがね」「プール」「マザーウォーター」など、小林聡美主演映画を見たことがありませんでした。なぜ見たことがなかったかというと、それは単純に興味がなかったからなのですが、カトキチさんの「マザーウォーター」評を読んでちょっと興味を持っていたんですね。それで今回挑戦してみました。 究極のミニマリズム『マザーウォーター』 – くりごはんが嫌い あらすじ:ある女優の逃避と、人とのふれあい。 小林聡美…