「唐山大地震―想い続けた32年―」フォン・シャオガン監督、お見舞いのメッセージ:辛い日々を乗り越える日がきっと来る

 3月11日(金)の東北関東大震災により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、お見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 今回の地震災害の被害状況を鑑み、被災者の方々、ご遺族の方々の心情を考慮し、劇場公開が延期された『唐山大地震-想い続けた32年-』のフォン・シャオガン監督より、お見舞いのメッセージが届きましたので、ご紹介いたします。
 また、本作の配給元である松竹グループは、「ニュージーランド地震救援金」の募金活動に加え、「東北関東大震災義援金」の募金活動を3月19日(土)より開始することを決定しました。全国の松竹グループが運営する映画館、演劇劇場などに募金箱が設置されます。

▼フォン・シャオガン監督からのお見舞いのメッセージ▼
3月11日に日本で起こった地震と津波による壊滅的な災害の知らせに、私はとても驚きました。(その知らせからずっと)被災者の方々のことを考え、胸を痛めております。この災害の被災者、犠牲者の方々に、深い哀悼の意を表します。
しかし、同時に日本の方々が絶えず結束力の強さを見せ、冷静に勇敢にこの災害に立ち向かっている様子も目にしました。
私は日本の皆様がこの地震の辛い日々を乗り越える日がきっと来ると強く信じています。私はすべての被災者のために祈りを捧げます。

〈プロフィール〉
フォン・シャオガン(馮小剛)
1958年中国・北京生まれ。国内で初めて興行収入10億元(約130億円)を超えた、中国№1のヒットメーカー。米・雑誌「NEWSWEEK」から“中国のスピルバーグ”と評され、2010年度のシネアジアでは“フィルム・メーカー・オブ・ディケイド”(この10年間で最も優れた映画制作者)に選ばれている。代表作:『女帝/エンペラー』(06)、『戦場のレクイエム』(07)、『狙った恋の落とし方。』(09)など。

▼作品情報▼
『唐山大地震―想い続けた32年―』
製作国:中国、製作年:2010年
監督:フォン・シャオガン
出演:シュイ・ファン、チャン・チンチュー、リー・チェン、チェン・ダオミン
脚本:スー・シャオウエイ
撮影:リュイ・ユエ
美術:フオ・ティンシャオ
音楽:ワン・リーグァン
配給:松竹
公式サイト:http://tozan-movie.jp

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