第30回東京国際映画祭(2017)10月25日から開幕!

各部門ディレクター、監督のコメントともに【コンペティション】【Japan Now】【原恵一の世界】の上映作品をご紹介!

今年で30回目を迎える東京国際映画祭。節目の年ということで、さまざまな特別上映が企画されているほか、『ゴジラ』シネマ・コンサートなどスペシャルイベントも盛りだくさんで、祝祭感溢れるプログラムとなった。
オープニング作品は山田涼介主演の『鋼の錬金術師』。日本映画がオープニングを飾るのは10年ぶりで、曽利文彦監督が人気コミックをド迫力の映像で実写化。さらに今年はもう一本、日中共同スペクタクル大作『空海-KU-KAI-』(チェン・カイコー監督×夢枕獏原作×染谷将太主演)がオープンングスペシャルとして上映されることになり、話題を集めている。

トミー・リー・ジョーンズ

映画祭のメインであり最高賞のグランプリを競うコンペティション部門では、88の国と地域から集まった1538本の新作(2017年製作)から、厳選された15作品が上映される。15本の上映作品を選定した矢田部吉彦プログラミング・ディレクターは、先に行われた記者会見で「今年は個人の内面を描いた作品が増えているという印象。“女のいきざま、男のいきざま”という副題を付けたい」とコメント。審査員長のトミー・リー・ジョーンズ(米国俳優)をはじめ、5名の国際審査委員(日本からは永瀬正敏が選任)がどの作品をグランプリに選ぶのか、クロージングまで目が離せない。

また今年の特別企画として行われる、Japan Now部門の「銀幕のミューズ特集」と、監督デビュー30周年を迎えた原恵一監督の大規模特集上映にも注目したい。それぞれ上映後にトークイベントが予定されており、本人の談話を交えつつ作品の魅力が語られる。「銀幕のミューズ特集」からは現在の日本映画を牽引する4人の女優、蒼井優・宮﨑あおい・満島ひかり・安藤サクラが登壇する予定。

いよいよ今週末の10月14日からチケット発売ということで、以下、記者会見で語られた各部門ディレクター、監督のコメントともに【コンペティション部門】【Japan Now部門】【映画監督・原恵一の世界】の上映作品をご紹介!

→まずは、【コンペティション部門】から

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