フランス映画祭2015開幕!

エマニュエル・ドゥヴォス映画祭団長の日本語での挨拶に、会場から拍手喝さいが。

集合写真 2015年6月26日、有楽町朝日ホールにてフランス映画祭2015オープニングセレモニーが行われ、4日間にわたる映画祭が始まった。今年の映画祭団長は、エマニュエル・ドゥヴォス(『ヴィオレット(原題)』『もうひとりの息子』出演女優)。「まるでカンヌ映画祭が続いているかのように豪華なゲストが来日しています」というユニフランス・フィルムズ代表イザベル・ジョルダーノによる開会の挨拶にもあったように、12名の豪華なゲストが結集した。

オリヴィエ・アサイヤス監督

オリヴィエ・アサイヤス監督

女優のアナイス・ドゥムースティエ(『彼は秘密の女ともだち』)、ルアンヌ・エメラ(『エール!』)、俳優のフェリックス・ド・ジヴリ(『EDEN エデン』)、オリヴィエ・アサイヤス監督(『アクトレス~女たちの舞台~』原題 『シルス・マリア』)、アンヌ・フォンテーヌ監督(『ボヴァリー夫人とパン屋』)、グザヴィエ・ボーヴォワ監督(『チャップリンからの贈りもの』)エリック・ラルティゴ監督(『エール!』)などなど。団長が女優さんということもあってか、昨年と比べると、ぐっと華やかなイメージのオープニングとなった。

ユニフランス・フィルムズ代表イザベル・ジョルダーノから「この4日間、最高のフランス映画を楽しんでいただけることでしょう」という開会の挨拶の後には、1964年にユニフランス・フィルムズのプロモーション・ビデオとして撮影した短編『4XD』の一部がサプライズ上映された。同年『シェルブールの雨傘』で人気が出たばかりの頃の、初々しいカトリーヌ・ドヌーヴの姿に、会場から溜め息が漏れた。ファッショナブルなモノクロの映像は、今観てもとてもお洒落である。

日本語で挨拶するエマニュエル・ドゥヴォス

日本語で挨拶するエマニュエル・ドゥヴォス


12名のゲストが一人ずつスポットライトを浴びながら客席の中を通って登壇し、つづいて団長のエマニュエル・ドゥヴォスが舞台挨拶に立った。メモ用紙を取りだし、日本語で挨拶し、観客から喝さいを浴びた。「コンバンハ。東京にコラレテとてもウレシイです。仕事ばかりではちょっと、ザンネン。東京をたっぷりタノシミタイと思います」「ここからは、フランス語です。フランスの映画人たちが我こそは来たいと名乗りを上げるのが、このフェスティバルです。私たちにとっても、皆様にとってもいい映画祭になることを望んで止みません」
最後にイザベル・ジョルダーノからエマニュエル・ドゥヴォスに花束が贈呈され、大きな拍手が会場を包みこんだ。

花束贈呈

花束贈呈

アナイス・ドゥムースティエ

フェリックス・ド・ジヴリとアナイス・ドゥムースティエ

【フランス映画祭2015】

日程:6月26日(金)〜 29日(月)
場所:有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇(東京会場)
団長:エマニュエル・ドゥヴォス
*フランス映画祭2015は、プログラムの一部が、大阪、京都、福岡で6月27日(土)から7月10日(金)まで、巡回上映します。
公式サイト:http://unifrance.jp/festival/2015/
Twitter:@UnifranceTokyo
Facebook::https://www.facebook.com/unifrance.tokyo
主催:ユニフランス・フィルムズ
共催:朝日新聞社
助成: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
後援:フランス文化・コミュニケーション省-CNC
協賛:ルノー/ラコステ
運営:ユニフランス・フィルムズ/東京フィルメックス

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