“SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015”が7月18日(土)より9日間、開催決定!

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭が、今年も7月18日(土)~26日(日)に、埼玉県川口市にて開催される。同映画祭は、世界に先駆け、Dシネマ(デジタルシネマ)にフォーカスした国際コンペティション映画祭として、2004年より開催、今年で12回目を迎える。

鉄の子

『鉄の子』

開催に先がけ6月3日(水)、永田町・都道府県会館にて記者発表が行われ、コンペティション3部門(長編、短編、アニメーション)のノミネート作品を含む全ラインナップが発表された。

オープニング上映は、過去本映画祭ノミネート監督が地元川口を舞台に描く『鉄の子』で、こちらは、映画祭出身監督の新作を映画祭実行委員会がプロデュースするユニークなプロジェクトとなっている。若手映像クリエイターの発掘・育成支援を目指す映画祭の飛躍を懸けた新企画に、期待が膨らむ。

サンタ・クロース

『サンタ・クロース』©QUAD FILMS

次代を担う新たな才能の発掘を目指す長編部門(国際コンペティション)は、世界74の国と地域から469本の応募があり、その中から海外作品9本、国内作品3本の計12本が上映される。『最強のふたり』のプロデューサー陣が手がけた新作『サンタ・クロース』や、今年のベルリン国際映画祭で上映されたアイルランド映画『君だってかわいくないよ』。さらに今年のアカデミー賞外国語映画賞キューバ代表作品『ビヘイビア』、レバノン代表作品『ガーディ』、第1回サッカーW杯時のユーゴスラビアチームの実話をもとにつづるセルビア代表作品、『モンテビデオの奇跡』など、日本未公開の注目作が一挙上映される。また、日本の作品としては、娘と父の心温まるストーリー『それでも、お父さん』、孤独な絵画教師と彼女を思い続ける男子生徒の愛を描いた『うつろう』、ALS(筋委縮性側索硬化症)を患った夫と、共に闘う妻を負追ったドキュメンタリー『あした生きるという旅』が上映される。同部門では、国際審査員4名による最終審査を経て、主催者賞とソニーDシネマアワード(協賛:ソニービジネスソリューション、ソニーPCL)、また国内作品を対象にSKIPシティでの映像制作を一定期間サポートする「SKIPシティアワード」が授与される。

モンテビデオの奇跡

『モンテビデオの奇跡』©Intermedia Network


オンディーヌの呪い

『オンディーヌの呪い』©2014 Ikuo Homma

国内の若手映像クリエイターの発掘・育成を目的とした短編部門(国内コンペティション)は、134本の応募の中から一次審査を経た、長塚京三、遠山景織子主演『オンディーヌの呪い』、升毅、朝加真由美主演『不旋律のソナタ』など12本が上映される。

赤い蝋燭と人魚

『赤い蝋燭と人魚』©Sayoko Onaka 2014

また、昨年より設けられたアニメーション部門(国内コンペティション)では、81本のエントリーから選ばれた14本が上映される。人形アニメーション『Twins in Bakery』やサンドアニメーション『息ができない』、童話をモチーフにした『赤い蝋燭と人魚』など、アニメーション表現の奥深さを実感できる作品が揃っている。いずれも、最優秀作品賞の副賞として、SKIPシティでの映像制作を一定期間サポートする「SKIPシティアワード」が授与される。

また今年は、開催地・川口市を飛び出し、7月19日(日)、20日(月・祝)の二日間にわたり、こうのすシネマ、彩の国さいたま芸術劇場にて、「短編コンペティション部門」のノミネート作品がサテライト上映される他、7月24日(金)は“アニメDAY”と題し、アニメーションコンペティション部門に加え、家族で楽しめる新旧の大ヒットアニメ映画が上映される。また、さらにスペシャル企画として、埼玉が生んだ新たなご当地テレビアニメを大スクリーンで上映するなど、イベントも盛りだくさんとなっている。映画ファンだけでなく、家族揃って楽しめる映画祭は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭ならではと言えよう。

※SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015の前売りチケットは、各プレイガイドやSKIPシティほかにて6月4日より販売中


poster_visual_2015【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015】
●会期:2015年7月18日(土)~26日(日)
●会場:SKIPシティ 映像ホール/多目的ホールほか(埼玉県川口市)
こうのすシネマ/彩の国さいたま芸術劇場(※7月19日、20日のみ)
●主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会
●公式サイト:http://www.skipcity-dcf.jp
●内容
<上映作品>
長編部門(国際コンペティション) 12作品(海外9作品、国内3作品)
短編部門(国内コンペティション) 12作品
アニメーション部門(国内コンペティション) 14作品
オープニング上映 1作品
シネマ歌舞伎 1作品
長編アニメーション上映 2作品
バリアフリー上映 1作品
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