アバターを超えた!?中国映画歴代最高興収樹立「唐山大地震」 日本上陸決定!

『唐山大地震』日本公開、遂に決定!!
本年度アカデミー賞 中国代表作品

その圧倒的な興行記録がすでに多くのメディアで取り上げられている『唐山(とうざん)大地震』。2011年3月に全国ロードショーが決定した。

1976年7月28日。中国河北省の工業都市・唐山市で起こったマグニチュード7.8の直下型地震は、死者24万人、重傷者16万人、震災孤児4200人以上という未曾有の被害を出した。街の機能は完全に停止。たった23秒間の揺れで、100万都市が完全に壊滅したのである。実際にあった20世紀最大の震災「唐山大地震」だ。

この大震災により運命づけられたある家族の姿を、中国NO.1のヒットメーカーであり、米・雑誌『ニューズウィーク』が「中国のスピルバーグ」と評するフォン・シャオガン監督が映画にした。

今年7月に中国で公開され、「アバター」を超えるオープニング興行成績を打ち立て、中国映画の歴代最高興収記録を樹立。台湾では中国映画上映館数の新記録を、香港でも中国映画として史上最高のオープニング記録を達成、その他ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアでも好成績を記録している。北米、オーストラリア、イギリス、韓国など世界各国での公開も控え、来春日本にも上陸する!

ちなみに、中国の映画館では入場の際にポケットティッシュを配るという、めずらしい演出をしていたそう(日本の街中ではよく見る光景ですが…)。トイレに紙がないケースが多い中国では貴重かも(笑)。

▼作品紹介
1976年7月28日深夜。中国河北省唐山市。貧しいながらも幸せな生活をおくっていた父、母、そして双子の娘・息子の家族にマグニチュード7.8の地震が襲う。父は家に取り残された二人の子供を助けようと家に飛びこむが、建物の倒壊に巻き込まれ命を落とす。翌朝、一人きりになり、絶望の淵にいる母親の元に、子供たちが瓦礫の下で奇跡的に息をしている事が伝えられる。力を合わせ、救助活動をする近隣の人々。「両方の子供を救って…。」と懇願する母親。だが時間は迫り、救出できるのは片方だけという、あまりにも過酷な選択をしなければならなくなる。「息子を…」泣き崩れる母親。そして、その消え入るような声は娘の耳にも届いていた。
時は流れ、娘の死を思い続けながら母親は生きていた。そして絶望的な状況から奇跡的に生き延びていた娘も養父母の元、成長していた。32年の時を経て、親子の運命が大きく動き出す。(作品資料より)

監督:フォン・シャオガン(「女帝[エンペラー]」「狙った恋の落とし方。」「戦場のレクイエム」)、出演:シュー・ファン、チャン・チンチュー、リ・チェン
提供・配給:松竹/原作:「余震(AFTERSHOCK)」(チャン・リン)/上映時間:約2時間15分
予定公式サイト:tozan-movie.jp
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