『ママはレスリング・クイーン』名女優ナタリー・バイがプロレスラーに!スーパーのレジ係が人生の輝きを取り戻すためリングに立つ
個性派・実力派女優4人が結集し、セクシーな衣装をまとってステージで大暴れする異色のフレンチ・コメディ。スーパーのレジ係のプロレスなんてユルいものだろうと思いきや、とんでもない! 名女優ナタリー・バイがリングに舞い降りてくる入場シーンなど本格的なパフォーマンスに魅了され、女性の底力に圧倒されるガールズパワー炸裂の作品だ。
人生につまづいた女性たちがリングの先に一筋の光を見出し、自分をさらけ出して前向きに奮闘する姿、汗と涙と笑いとともにハジける姿に、観る側のテンションもぐんぐん上昇! この夏イチ推しの熱い映画だ。(ナタリー・バイはやっぱり何を演じてもチャーミング!)
【ストーリー】
舞台は北フランスの田舎町。ある罪で5年間服役していたシングルマザーのローズ(マリルー・ベリ)は最愛の息子の心を取り戻すため、彼が熱狂するプロレスのジムへ入門する。ローズは職場のスーパーのレジ係3人を説得してチームを結成し、メキシコの巨漢女子軍団との対戦に向けて猛特訓をはじめる。
浮気性の旦那との生活に疲れきっていた五十路のコレット(ナタリー・バイ)、とにかく男を見つけたい欲求不満のジェシカ(オドレイ・フルーロ)、大柄な容姿にコンプレックスを感じているヴィヴィアン(コリンヌ・マシエロ)。彼女らが初めて目にしたプロレスは、好みの衣装を身にまとって派手なステージで暴れ回る、楽しそうな別世界に見えた。
ただ、ド素人の彼女たちにとって練習は苛酷なハードワーク。仕事や子供や恋人との間でもトラブル続出で、リングデビューの日を前に問題が積み重なっていく・・・。年齢も性格もバラバラな4人の再起をかけた熱い戦いから目が離せない。
7月19日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
製作:フランス/2013/97分
原題:Les Reines du ring/G指定
配給:コムストック・グループ
配給協力:クロックワークス
© 2013 KARE PRODUCTIONS – LA PETITE REINE – M6 FILMS – ORANGE STUDIO – CN2 PRODUCTION
公式サイト:wrestlingqueen.com
出演:マリルー・ベリ「みんな誰かの愛しい人」、ナタリー・バイ「わたしはロランス」、オドレイ・フルーロ「最強のふたり」、コリンヌ・マシエロ「君と歩く世界」、アンドレ・デュソリエ「ミックマック」、イザベル・ナンティ「巴里の恋愛協奏曲(コンチェルト)」
監督:ジャン=マルク・ルドニツキ
製作:トマ・ラングマン「アーティスト」、ファブリス・ゴルドスタイン、アントワーヌ・ルアン