【TIFF_2014】コンペティションほか受賞作品・受賞者発表!
10月31日、第27回東京国際映画祭の最終日、クロージング・セレモニー授賞式が行われ、各賞が発表された。コンペティション部門は、アメリカ人の新鋭兄弟監督によるインディー魂溢れる意欲作「神様なんかくそくらえ」が、最高賞の東京グランプリと最優秀監督賞をW受賞。吉田大八監督の『紙の月』も観客賞と最優秀女優賞(宮沢りえ)の2冠を達成した。最優秀女優賞を日本人女優が受賞するのは、寺島しのぶ(2003)以来4人目となる。また衝撃のラストシーンが話題となったロシアの『草原の実験』も、今年新設されたWOWOW賞と最優秀芸術貢献賞を獲得した。
その他の受賞作品・受賞者は以下のとおり。
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コンペティション
東京グランプリ :『神様なんかくそくらえ』(アメリカ=フランス)/ 監督:ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ
審査員特別賞 : 『ザ・レッスン/授業の代償』(ブルガリア=ギリシャ)
最優秀監督賞 : ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ 『神様なんかくそくらえ』(アメリカ=フランス)
最優秀女優賞 : 宮沢りえ 『紙の月』(日本)
最優秀男優賞 :ロベルト・ヴィエンツキェヴィチ 『マイティ・エンジェル』(ポーランド)
最優秀芸術貢献賞 : 『草原の実験』(ロシア)
観客賞 :『紙の月』(日本)
WOWOW賞 :『草原の実験』(ロシア)
——— アジアの未来
作品賞 :『ゼロ地帯の子どもたち』(イラン)
国際交流基金 特別賞 : 『遺されたフィルム』(カンボジア)
——— 日本映画スプラッシュ
作品賞 :『百円の恋』
日本映画スプラッシュスペシャル・メンション : 『滝を見にいく』
——— SAMURAI賞
北野 武監督
ティム・バートン監督
2014年11月1日
神様なんかくそくらえ/共依存と混乱の中で
神様なんかくそくらえHeaven Knows What/監督:ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ/2014年/アメリカ・フランス 誰も聞かない声で叫ぶ 第27回東京国際映画祭、TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン6、C列13番で鑑賞。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが来日予定かも、っていう情報が入ってきて、ひととおり発狂したのち、チケット押さえました。このために会社を休んだよ。来日確定してなかったけど。だって、ほんの少しでも会えるかもしれないっていう希望があったら、それに賭けるよね? で、登…